勇者シートラの住宅大冒険
第3章 後付けスマートホーム・暮らし進化編 Vol.39

8年で死蔵ゼロ?|「IoT機器は結局使わなくなる」を裏切った3つのルール

📅 2026年5月更新 ⏱ 読了 約6分 🏠 「IoTは結局使わなくなる」を信じている方へ
シートラ ふじまる

👤 この記事を書いているのは…

🐶 シートラ:富士住建で埼玉県内に家を建てて8年。チワワ3匹・爬虫類・水亀と暮らす施主。第3章では赤外線Hub・温湿度計・スマートプラグ・見守りカメラを積み上げて、今では家電の8割がスマホから動く家にした。約20台・累計約20万円。「使わなくなった機器ゼロ」が自慢だが、本当はカートに3ヶ月放置して血の気が引いた黒歴史が1回ある。死蔵ゼロは派手な才能ではなく、その失敗から学んだ地味な3ルールの結果。

🧚 ふじまる:「IoT機器なんて飛びついて結局使わなくなるのが落ち」という世間相場をそのまま持ち込む妖精。今回は「失敗談、無いの?」と踏み込んでシートラの自虐を引き出す尋問役。死蔵ゼロという答えを素直に飲み込まず、「本当に1個も無いのか」と何度も確認する。

💚 シートラ&ふじまるのLINEスタンプはこちら(家づくり中の感情、全部スタンプで送れます!)

Vol.39アイキャッチ。8年運用で使わなくなったIoT機器がゼロで全て暮らしに組み込まれている逆説のテーマを示す後付けスマートホーム機器群の説明用イメージ
Vol.39 アイキャッチ:8年運用・死蔵ゼロのIoT機器群——「全部組み込まれている」逆説の説明用イメージ
※この画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用アイキャッチです。実際の現地写真ではありません。

正直に告白すると——カートに3ヶ月放置した機器が、1回ある。

セールで値下がっていたスマートライト。「いつか使うだろう」で買い物カゴに入れて、3ヶ月。開封すらされなかった。気づいた時、みぞおちが重くなった。これ、世間が言う「IoTは結局使わなくなる」の入り口だ、と。

結局そのライトは、その後の温湿度計連携の流れで救出されて稼働中。だが、あと一歩で死蔵だった。世間のIoT死蔵率が推定5割と言われる中、施主宅の8年・約20台・累計約20万円・死蔵0台という数字は、才能ではなく「1回ヒヤッとした反省」が生み出した結果でしかない。

今日話すのは3つだけ。①必要を感じてから買う(衝動買いを封印する)/②Hub連携を買う前に確認する(孤立機器を作らない)/③赤外線Hub→温湿度→プラグ→カメラの順で段階的に拡大する。死蔵ギリギリだったあの1台の話も、隠さず最後に全部開示する。

ふじまる
ふじまる
前回のパネルヒーター、快適そうだったね。……で、使わなくなった機器は?
シートラ
勇者シートラ
……ゼロだ。8年で、ゼロ。
ふじまる
ふじまる
えっ!? 20台買ってゼロ!? 世間は半分眠るのに!?
ふじまる
ふじまる
……それ、引き出しの奥を見てないだけじゃないの?
シートラ
勇者シートラ
っ……踏み込むな!
ふじまる
ふじまる
あっ!? 動揺した!? 何かあるな!?
シートラ
勇者シートラ
……1台だけ、告白する。カートに3ヶ月、放置した。
ふじまる
ふじまる
えっ!? 衝動買いの典型!? 死蔵ゼロの人が!?
シートラ
勇者シートラ
箱を見つけた時……みぞおちが、重くなった。
ふじまる
ふじまる
それで「死蔵ゼロを語ります」は、虫が良すぎない?
シートラ
勇者シートラ
逆だ。あの反省が、3つのルールを作った。
ふじまる
ふじまる
ルールって言うけど、世間の死蔵率、どれくらいだと思ってる?
シートラ
勇者シートラ
推定で、5割と言われている。
ふじまる
ふじまる
えっ!? 買った半分が眠ってる!?
シートラ
勇者シートラ
……だから今日、黒歴史も選び方も、最後に全部話す。

📖 この記事の内容

  1. 8年20台で死蔵ゼロ——だが1台、危なかった話
  2. ルール①——「必要」が先、「機器」が後(衝動買い封印)
  3. ルール②——Hubで繋がるかを買う前に確認する
  4. ルール③——赤外線Hub→温湿度→プラグ→カメラの順で段階拡大

8年20台で死蔵ゼロ——だが1台、危なかった話

ふじまる
ふじまる
第3章の機器、本当に全部稼働してる?
シートラ
勇者シートラ
赤外線Hub・温湿度・プラグ・カメラ、全部だ。
ふじまる
ふじまる
えっ、1個も外してない!?
シートラ
勇者シートラ
毎日、どれかが勝手に動いている。

……ここで、自慢で終わらせるつもりは無い。冒頭で触れた「カート放置3ヶ月」の話を、もう少し具体的に開示する。

2022年頃だった。Amazonのタイムセールで、人気スマートライトが半額になっていた。「これ、いつか寝室で使えるかも」——その「いつか」でカートに入れた。買ってからしばらく、開封すらしなかった。気づいたら3ヶ月経っていた。

箱を見つけた瞬間、みぞおちが重くなって、呼吸が浅くなった。あ、これ、世間の言うIoT死蔵の入り口だ、と。手が止まった。半額の数千円が無駄になる、ではなく、自分が「いつか使う」で買い物カゴに入れる人間だったという事実が、ちゃんとキツかった。

ふじまる
ふじまる
その1台、どうした? まさか捨てて「死蔵ゼロ」ってカウントしてない?
シートラ
勇者シートラ
……捨ててない。反省してから、開封した。
ふじまる
ふじまる
えっ、3ヶ月放置から復活させた!?
シートラ
勇者シートラ
温湿度の自動連携に、組み込んだ。

そのライトは、結果として温湿度計と連動させて朝の起床時に点くロジックに組み込み、今は毎日稼働している。ギリギリ救出した1台だ。世間の死蔵率5割という数字を笑えない。あの3ヶ月の沈黙は、本気で死蔵化の入り口だった。

逆に言えば、その1回の反省以降は「使う日を言語化してから買い物カゴに入れる」を徹底するようになった。8年・約20台・累計約20万円というボリュームで死蔵ゼロを保てているのは、才能ではなく、あのみぞおちの重さを忘れていないだけだ。

📊 数字で見る——世間と施主宅の死蔵率の差

世間のIoT死蔵率推定で約5割が「買ったが使わなくなる」と語られる領域。新製品に飛びつく購買行動と、設定の挫折が二大要因
施主宅の運用台数8年累計で約20台(赤外線Hub・温湿度計複数・プラグ複数・カメラ複数・スマートライト等)
施主宅の累計投資約20万円(1台あたり数千円〜1万円台の積み上げ)
施主宅の死蔵台数0台(ただし1台はカート3ヶ月放置の黒歴史あり)
救出した1台の現在温湿度連動で朝の起床時に自動点灯。「死蔵ギリギリ→稼働」へ復帰

※死蔵率5割は施主が見聞きしてきた感覚値・一般論ベースの参考値で、公的統計の数字ではありません。施主宅の数字は8年運用の自己集計に基づく実例です。

⚠️ あの3ヶ月で学んだこと

セールの数千円が惜しかったのではない。「いつか使う」と書いて買い物カゴに入れる思考が、IoT機器に対して最も死蔵化リスクが高いと気づいた。値段ではなく使う日の言語化が、買う前の必須チェック。これを8年守ったから、20台で死蔵ゼロが成立した。逆にここを油断すると、半額セール1回で簡単に死蔵化する。

赤外線Hub→温湿度計→スマートプラグ→見守りカメラと段階的にIoT機器を拡大していく8年の積み上げを示す説明用イメージ
Vol.39 補助画像:赤外線Hub→温湿度→プラグ→カメラの段階的拡大フロー(説明用イメージ)
※段階的に「土台→センサー→アクチュエータ→見守り」の順で広げると、前段の使い込みが次段の必要性を生む。施主宅で死蔵ゼロを支えた順番の説明用イメージです。

ルール①——「必要」が先、「機器」が後(衝動買い封印)

ふじまる
ふじまる
あの反省、根性論で終わってない? ルールにしたの?
シートラ
勇者シートラ
「必要が先、機器が後」を徹底した。
ふじまる
ふじまる
えっ、セール無視するの!?
シートラ
勇者シートラ
セールは決定理由に、しない。

カート3ヶ月放置事件のあと、ルールを1つ決めた。買い物カゴに入れる前に、「何のために」を一文で書ける状態にする。書けなかったら、その日はカゴに入れない。これだけ。

例えば「朝、足元が寒い→温度トリガーでパネルヒーターを自動ON」(vol38)。書けた。買った。即日設置、即日稼働。逆に「いつか使うかも」「便利そう」は全部却下。8年でこれを守った結果、衝動買い由来の死蔵が出ていない。

ふじまる
ふじまる
1文が書けないと、買わない? 欲しくても?
シートラ
勇者シートラ
書けるまで、寝かせる。
ふじまる
ふじまる
えっ、セール終わってもいいの!?
シートラ
勇者シートラ
用途が無い1万円は、死蔵1万円だ。

📊 「機器が先」と「必要が先」の差——買う前で結果が変わる

段階機器が先(衝動買い)必要が先(施主宅の今)
きっかけセール・新製品の話題性日々の不便・解決したい困りごと
選定何に使うかは買ってから考える使う日が先に明確で、合う機器を選ぶ
設定用途が曖昧で設定が後回しになりやすい用途が明確で初期設定まで一気に組める
定着数週間で飽きて引き出し行きになりやすい不便が解消されるため自然に毎日使う
結果死蔵化リスクが高い死蔵ゼロにつながりやすい

※施主宅の運用傾向に基づく整理で、すべての方に同じ結果が当てはまるものではありません。あくまで買う前の参考としてご覧ください。

💡 「必要が先」を実践する3行チェック

ルール②——Hubで繋がるかを買う前に確認する

ふじまる
ふじまる
連携って、買った後に確かめるものじゃないの?
シートラ
勇者シートラ
買う前に、必ず先に調べる。
ふじまる
ふじまる
えっ、開封前に勝負が決まってる!?
シートラ
勇者シートラ
孤立機器は、確実に死蔵する。8年見てきた結論だ。

使う日が言語化できても、ここで油断すると「孤立機器」を作ってしまう。専用アプリでしか動かない・既存のHubに繋がらない・他機器と連動できない——そんな機器は便利機能の数に関わらず、結局アプリを開くのが面倒になって使わなくなる。8年間ずっと観察してきた現象だ。

ふじまる
ふじまる
アプリが別々だと、どう面倒なの? 大げさじゃない?
シートラ
勇者シートラ
毎回アプリを切り替えて、ログインし直す手間が、積もる。
ふじまる
ふじまる
えっ、その程度で気持ちが折れる!?
シートラ
勇者シートラ
1日10秒の手間が、月で5分になる。人はそれで開かなくなる。

施主宅では赤外線Hubを核にして、温湿度計もプラグもカメラも同一アプリで横断操作できる構成にしている。これを「Hub中心の星型配置」と呼ぶ。買う前のチェックは3つだけ。①既存Hubで対応しているか/②同じアプリ内で統合されるか/③将来の連携余地があるか。これを満たさない機器は、どれだけ安くても見送る。

📌 「Hub中心の星型配置」が死蔵を防ぐ理屈

ルール③——赤外線Hub→温湿度→プラグ→カメラの順で段階拡大

ふじまる
ふじまる
その順番、後付けの理屈でしょ? 最初から決めてた?
シートラ
勇者シートラ
赤外線Hubから、始めた。土台が先だ。
ふじまる
ふじまる
えっ、いきなり全部買わないの!?
シートラ
勇者シートラ
1台ずつ、使い込んでから次に行く。

段階的拡大は、ただの慎重さではない。「使う前提」を1段ずつ積み上げる作業だ。施主宅の順番は赤外線Hub(土台)→温湿度計(センサー)→スマートプラグ(アクチュエータ)→見守りカメラ(見守り)。前段が日常に組み込まれてから次を足すから、後段が宙に浮かない。

逆に、いきなり10台買って同時セットアップすると、初期設定の途中で力尽きて未開封の箱が積み上がる——これが死蔵化の典型ルートだ。あのカート3ヶ月放置1台で十分に学んだので、以降は「前段を1ヶ月使い込んでから次を検討」を守っている。

📊 施主宅の段階的拡大プロセス——赤外線Hub→温湿度→プラグ→カメラ

STEP1:赤外線Hubvol34で導入。エアコン・テレビ・照明等のリモコン家電をスマホから一括操作可能に。スマートホーム化の「土台」を最初に作る
STEP2:温湿度計vol36で導入。土台にセンサーが加わり「室温連動」が可能になる。Hub単体では出来なかった自動化が、ここで一気に広がる
STEP3:スマートプラグvol38で導入。リモコン無し家電も対象に。温湿度計のトリガーでパネルヒーターを自動制御するなど、既存の構成に乗せるだけで価値が広がる
STEP4:見守りカメラvol37で導入。見守り・防犯系の用途を拡張。映像系は通信負荷が大きいため、最初ではなく仕組みが安定してから足した
共通ルール1段階ずつ「使う前提」を確かめてから次に進む。前段が日常に組み込まれて初めて、次の機器を追加する

※著者宅(富士住建・埼玉県内)の段階的導入プロセス。実際の機器・順番は各vol記事で詳細を扱っています。最適な順番は住宅・生活スタイル・予算により異なります。

💡 段階的拡大が死蔵化を防ぐ理由

スマートホーム化なら【SwitchBot】

施主宅が8年で死蔵ゼロを保てた最大の理由は「同じシリーズで揃えて孤立機器を作らなかったこと」。赤外線Hub・温湿度計・スマートプラグをSwitchBotで揃えると、本記事のルール②(Hub連携の事前確認)ルール③(段階的拡大)がそのまま実践できます。最初の一歩は赤外線Hub+温湿度計の2点から。間違っても10台一気買いはおすすめしません——カート3ヶ月放置の入り口です。

📝 Vol.39 まとめ:8年20台で死蔵ゼロ、ただし1台ヒヤッとした話

ふじまる
ふじまる
第3章、9話で何か見えてきた?
シートラ
勇者シートラ
……断言できることが、ある。
ふじまる
ふじまる
えっ!? 全部が繋がる結論があるの!?
シートラ
勇者シートラ
9話分の答えは、ある。
ふじまる
ふじまる
その結論、今ここで言わないの?
シートラ
勇者シートラ
……明日、まとめる。
ふじまる
ふじまる
えっ、結論は次回まで放置!?
シートラ
勇者シートラ
……それが、次の話の核心なのだ。

📖 次回予告 Vol.40

第3章「後付けスマートホーム・暮らし進化編」の節目。次回Vol.40では、vol34〜vol39で積み上げた赤外線Hub・温湿度計・見守りカメラ・スマートプラグ・そして死蔵ゼロの逆説——9話分の点を1本の線にする第3章前半まとめに踏み込みます。個別エピソードでは見えにくかった「9話の結論」、まとめて開示します。

💡 富士住建を検討中の方へ:ご来店時アンケートに「シートラ」と書くだけでオプション3万円分値引き(事前連絡不要・1回限り)。→ 公式サイト
← Vol.38 前の冒険 📖 シリーズ目次へ Vol.40 次の冒険 →
※本記事にはA8.net等のアフィリエイトリンクが含まれています。
※「8年・約20台・累計約20万円・死蔵ゼロ」「カート3ヶ月放置から救出した1台」「赤外線Hub→温湿度計→スマートプラグ→カメラの順で段階的に導入」「必要を感じてから買う・Hub連携の事前確認・1台ずつ使い込むという3つのルールで運用」は、著者宅(富士住建・埼玉県内)の実際の体験と主観的な実感です。住宅構造・使用機器・ネットワーク環境・生活スタイルにより実感は変わり、すべての人に同じ結果が当てはまるものではありません。
※「世間のIoT死蔵率が推定5割」は施主が見聞きしてきた感覚値・一般論ベースの参考値で、特定の公的統計に基づくものではありません。
※「Hub中心の星型配置」「同一エコシステムでまとめる」運用は、メーカー・機種・アプリのバージョン・地域のサービス提供状況により対応可否が変わります。購入前に各メーカー公式情報で「対応Hub・対応機器一覧」を必ずご確認ください。
※第3章で扱った機器(赤外線Hub・温湿度計・スマートプラグ・見守りカメラ等)の個別仕様・運用詳細はそれぞれのvol記事をご確認ください。本記事は全体運用の振り返りであり、個別機器の仕様を保証するものではありません。
※ネットワーク接続するIoT機器全般に共通する注意として、アプリ・ファームウェアは常に最新へ更新し、初期パスワードは強固なものへ変更してください。
※製品仕様・対応機能・推奨運用はSwitchBot・TP-Link等メーカー公式情報の最新表記が最終判断基準となります。本記事の記述は著者宅での体感ベースの説明であり、機種仕様の正確な数値を保証するものではありません。
※アイキャッチ・補助画像や表は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用イメージで、実際の現地写真ではありません。
プライバシーポリシー お問い合わせ シリーズ目次