勇者シートラの住宅大冒険
第5章 後悔防止と未来へのまとめ編 ‒ Vol.52

壁を一枚作ったら、冷蔵庫の未来が縛られた|見た目を取って機能を失った間取りの後悔

📅 2026年6月更新 ⏱ 読了約10分 🏠 これから家を建てる人・キッチンの間取りを打ち合わせ中の方へ
フードストッカー(食品庫)を壁で仕切って隠したら、生活感が消えてスッキリ満足。でも8年後、家族構成と買い物スタイルが変わり、冷蔵庫を大きくしたくても冷凍庫を足したくても置けない——仕切り壁がサイズ・搬入・電源の自由を奪った『お金でも気軽には直せない間取りの後悔』を語る第5章Vol.52のアイキャッチ
Vol.52 アイキャッチ:壁を一枚作ったら、冷蔵庫の未来が縛られた。見た目のスッキリを取って、将来の家電の自由を失った間取りの後悔。第5章の説明用イメージ
※この画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用アイキャッチです。実際の現地写真ではありません。

前回、シートラはこう言い残しました——「壁を、一枚作ってしまった。それが、冷蔵庫の未来を縛った」。壁が冷蔵庫を縛る、とは何なのか。その答えを、今日お話しします。

先に正直に言います。当時の判断は、間違っていなかったとすら思っていました。キッチンのフードストッカー(食品庫)を、壁で仕切って隠したのです。生活感が見えなくなって、見た目はスッキリ。当時の私は、心から満足していました。——8年後の今日までは。

キーワードは一つ。「見た目を取って、機能を失った」。8年が経ち、家族構成も買い物スタイルも変わりました。冷蔵庫を大きくしたい。冷凍庫を一台足したい。そう思ったとき——その壁が、邪魔をしました。今日は、お金を出しても気軽には直せない「間取りの後悔」の話です。※これは著者宅の一例。間取り・家電事情は各家庭で異なります。

ふじまる
ふじまる
壁が冷蔵庫を縛るって、まだ意味わからないんだけど。説明して。
シートラ
シートラ
フードストッカーを、壁で仕切ったんだ。生活感を、隠したくて。
ふじまる
ふじまる
いいことじゃない。スッキリするでしょ。
シートラ
シートラ
当時はそう思った。満足してた。……8年後の今日まではな。
ふじまる
ふじまる
8年後に、何があったの。
シートラ
シートラ
冷蔵庫を、大きくしたくなった。冷凍庫も足したくなった。でも——置けない。
ふじまる
ふじまる
壁が邪魔で?それ、当時のあなたが、自分で選んだ壁でしょ。
シートラ
シートラ
っ……そうだ。見た目を取って、未来の選択肢を、自分の手で狭めた。
ふじまる
ふじまる
で、その壁、もう壊せないの。
シートラ
シートラ
壊せる。だが、安くはない。今日は"直せるが、気軽には直せない後悔"を話す。
シートラ ふじまる

👤 この記事を書いたのは…

🐶 シートラ:富士住建で埼玉県内に家を建築。チワワ3匹・爬虫類・水亀と暮らす入居8年目の施主。第5章「後悔防止と未来へのまとめ編」も2回目。前回は「お金を出せば後付けで直せる小さな後悔」を語ったが、今回はその一段奥——キッチンのフードストッカーを壁で仕切ったせいで、冷蔵庫のサイズアップも冷凍庫の増設もできなくなった「間取りの後悔」を棚卸しする当事者。当時は「生活感が隠れてスッキリ」と満足していた判断が、8年後にどう響いたかを正直に語る。家には今も99点満足という前提は、崩さない。

🧚 ふじまる:「いいことじゃない、スッキリするでしょ」と一度は同意しながら、すぐに「それ、当時のあなたが自分で選んだ壁でしょ」「で、その壁、壊すといくら?」と核心を突いてくる妖精。今回は感傷に逃げ込もうとするシートラを、「見た目を取って、冷蔵庫の未来を売ったわけだ」と容赦なく言語化する役。読者が思う「結局それ、どうにかなるの?」の本音を代弁する。

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📖 この記事の内容

  1. なぜ壁で仕切ったのか|「生活感を隠したい」当時の正しさ
  2. 8年後、冷蔵庫が大きくできない|仕切り壁が奪った3つの自由
  3. 仕切りは「10年後の家電」まで想像してから|見た目と柔軟性の天秤
  4. 後悔ばかりじゃない|次は、やってよかった話をしよう

なぜ壁で仕切ったのか|「生活感を隠したい」当時の正しさ

ふじまる
ふじまる
そもそも、なんで仕切ろうと思ったの。理由が知りたい。
シートラ
シートラ
食品庫って、生活感のかたまりなんだ。レトルト、ストック、ゴミ袋……。
ふじまる
ふじまる
あー、それがキッチンから丸見えなのは、たしかに嫌かも。
シートラ
シートラ
だろう?だから壁で仕切って、隠した。来客にも、生活感を見せずに済む。
ふじまる
ふじまる
それ、当時は良い判断だと思ったんでしょ。なんで今さら後悔?
シートラ
シートラ
……そこなんだ。当時は、本当に正しかった。間違いは、後から来た。

まず、誤解してほしくないことがあります。壁で仕切るという判断は、当時、ちゃんと「正しかった」のです。後悔の話だからといって、最初から失敗だったわけではありません。

フードストッカー、つまり食品庫は、暮らしの生活感のかたまりです。買い置きのレトルト、ペットボトルの箱買い、ストック品、ゴミ袋の予備——どれも必要なものですが、キッチンから丸見えだと、どうしても雑然と見えます。だから私は、そのスペースを壁で仕切って、視線から隠すことを選びました。来客があっても生活感を見せずに済む。キッチンに立つたび、すっきりした景色が広がる。その満足は、本物でした。

💡 はじめに(この後悔の立ち位置)

これから話す「後悔」は、家への不満ではありません。家そのものには今も大満足(99点)です。むしろ、仕切り壁は入居して数年は完全に正解でした。問題は、「8年で暮らしが変わったとき、その壁が動かせなかった」こと。当時の正しさと、将来の柔軟性は、必ずしも一致しない——それを、これから建てるあなたに先回りで伝えたいのです。間取りや家電事情は各家庭で異なり、本記事は著者宅の一例です。

8年後、冷蔵庫が大きくできない|仕切り壁が奪った3つの自由

ふじまる
ふじまる
で、8年後。冷蔵庫を大きくしたくなった。何が起きたの。
シートラ
シートラ
壁のせいで、置き場所が決まってしまってた。横にも、後ろにも、逃げ場がない。

転機は、暮らしの変化でした。8年のあいだに家族構成も、買い物のスタイルも変わった。まとめ買いが増え、冷凍ストックが増えた。そこで自然に芽生えたのが、「冷蔵庫をワンサイズ大きくしたい」「セカンド冷凍庫を一台足したい」という、ごく普通の願いでした。

ところが——できなかった。正確には、仕切り壁が、3つの自由を静かに奪っていたのです。気づいたとき、ため息をのみこみました。

奪われた自由 ①

📏 サイズの自由|壁が冷蔵庫の「最大寸法」を決めていた

仕切り壁を作ったことで、冷蔵庫の置き場所は壁と壁にはさまれた一区画に固定されました。つまり、そこに収まるサイズの冷蔵庫しか買えない。横に大きいものも、奥行きのあるものも、入らない。家電は年々大型化するのに、わが家の冷蔵庫スペースだけ、8年前の壁の位置で止まっているのです。

奪われた自由 ②

🚪 搬入の自由|大きな家電が「通れない」

仮にサイズが合っても、次の壁が立ちはだかります。搬入経路です。仕切ったことで通路が狭まり、大型の冷蔵庫やセカンド冷凍庫が、そもそも搬入口を通れない。買えても、運び込めない。家電量販店で寸法を測りながら、眉根が寄りました。

奪われた自由 ③

🔌 電源の自由|冷凍庫を「足す場所」がない

セカンド冷凍庫を足すには、置き場所と専用コンセントが要ります。けれど壁で仕切った区画には、増設用の余白も、電源の余裕もなかった。仕切らなければ、隣のスペースに一台ぽんと置けたはずなのに。胸の奥が、ちくりとしました。

ふじまる
ふじまる
つまり……見た目スッキリのために、冷蔵庫の未来を売ったわけだ。
シートラ
シートラ
っ……うまいこと言うな。だが、否定できない。まさにその通りなんだ。

ここで、当時の判断と8年後の現実を、対比で並べてみます。同じ一枚の壁が、「入居直後」には満足を生み、「8年後」には足かせになった。この落差こそが、間取りの後悔の正体です。

📊 同じ「仕切り壁」の、当時 vs 8年後(著者宅・答え合わせ)

観点当時の判断(入居直後)8年後の現実
見た目生活感が隠れてスッキリ◎今もスッキリ◎
冷蔵庫サイズ今の冷蔵庫はぴったり壁の幅以上に大きくできない
搬入経路当時は問題なし大型家電が通せない
冷凍庫の増設そもそも考えていなかった置き場・電源の余白がない
修正のしやすさ壁の撤去+内装復旧で高額

※著者宅の一例です。間取り・家電サイズ・搬入経路・電源位置は各家庭で異なります。費用や可否は物件・施工内容により大きく変わります。特定企業の優劣を示すものではありません。

🧊 セカンド冷凍庫をAmazonで見る

まとめ買い・冷凍ストックが増えたら、セカンド冷凍庫は本当に便利です。だからこそ、置き場所と電源の「余白」を残せるかが分かれ目。前開き・小型タイプなら省スペースで足しやすいので、増設したくなったときの現実解になります。これから建てる方は、置く前提で一区画あけておくのがおすすめです。

仕切りは「10年後の家電」まで想像してから|見た目と柔軟性の天秤

ふじまる
ふじまる
聞いてて思った。これ、冷蔵庫だけの話じゃないよね。
シートラ
シートラ
鋭いな。そうだ。壁で仕切るたび、未来の選択肢を一つずつ閉じてる。
ふじまる
ふじまる
で、今その壁、壊せないの。壊すといくら?
シートラ
シートラ
っ……壊せる。でも壁の撤去だけじゃない。床も壁紙も直す。気軽な額じゃない。

「3つの自由」を並べて見えてきたのは、仕切り壁の本質でした。壁は、空間を整える代わりに、その向こう側へ広がる自由を、静かに閉じてしまう。冷蔵庫だけの話ではありません。仕切るという判断は、いつだって「今の見た目」と「未来の柔軟性」を天秤にかけているのです。

当時の私は、その天秤に気づいていませんでした。目の前の「スッキリ」は分かりやすく、8年後の「冷蔵庫を大きくしたい」は、まだ存在しない願いだったから。人は、今ある満足は数えられても、未来に生まれる不便までは、なかなか想像できない。眉根が寄ったのは、家電量販店ではなく、本当はあの打ち合わせの瞬間に戻りたかったからかもしれません。

フードストッカーを壁で仕切った『当時』と『8年後』を対比した図——当時は生活感が隠れてスッキリ満足だったが、8年後に冷蔵庫をサイズアップしたい・セカンド冷凍庫を足したいと思ったとき、仕切り壁がサイズ・搬入経路・電源の3つの自由を奪っていた。見た目のスッキリと将来の柔軟性はトレードオフであり、仕切る前に10年後の家電サイズ・台数まで想像すべきという教訓を1枚にまとめた説明用イメージ
Vol.52 補助画像:同じ仕切り壁の「当時 vs 8年後」。入居直後はスッキリ満足、8年後はサイズ・搬入・電源の自由を失った——見た目と柔軟性のトレードオフを1枚に整理した説明用イメージ
※この画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用イメージです。間取り・家電事情は各家庭で異なり、著者宅の一例です。

だからこそ、これから建てる人に伝えたい判断基準は、たった一つです。「その仕切り、10年後の家電サイズ・台数まで想像してから決めたか?」と自問すること。冷蔵庫も、洗濯機も、家電は年々大きく・多くなります。仕切って隠すなら、その区画に"余白"を残せるか。可動式の収納や、後から動かせる間仕切りで代用できないか。見た目のスッキリは、将来の選択肢と引き換えになることがある——この一点さえ持っていれば、私の後悔は、たぶん起きませんでした。

🏠 間取りで後悔しないために相談先を比較【すまいのいろはPlus】

「その仕切り、10年後も大丈夫か」を一緒に詰められるかは、打ち合わせで相談できる相手かどうかで大きく変わります。すまいのいろはPlusなら、複数社の相談先を無料で比較でき、キッチンの家電計画や間取りの将来性まで一緒に考えられます。壁は、建ててからでは動かせません。図面の段階で相談しておくのが、間取りの後悔を防ぐ最短ルートです。

後悔ばかりじゃない|次は、やってよかった話をしよう

ふじまる
ふじまる
前回は「お金で直せる後悔」、今回は「直せない後悔」。だいぶ重かったね。
シートラ
シートラ
そうだな。壁の後悔は、お金を出しても気軽には直せない。重いのは認める。
ふじまる
ふじまる
でもさ、家には99点満足なんでしょ。良かったこと、ないの?
シートラ
シートラ
……ある。むしろ、胸を張れる判断のほうが、ずっと多いんだ。

今日の話は、正直に言って重めでした。前回の「お金を出せば後付けで直せる後悔」から、一段奥へ。お金を出しても、気軽には直せない「間取りの後悔」。壁を壊せば直せはしますが、撤去費に内装の復旧が乗り、"気軽に"とは言えない金額になります。間取りは、建ててしまうと動かせない——それが、第5章で一番伝えたかったことの一つです。

でも、ここで終わりにはしません。何度も言うように、私はこの家に99点満足しています。後悔は1点ぶん。残りの99点には、「やってよかった」と胸を張れる判断が、ぎっしり詰まっています。後悔の話ばかりが続いたので、次回からはそっち側——明るい話を、しようと思います。

📝 Vol.52 まとめ:壁を一枚作ったら、冷蔵庫の未来が縛られた

念のため、もう一度書いておきます。私は、富士住建で建てた家に満足しています。だから、紹介します。今日の後悔は、家への不満ではなく、「建てる前の自分が、10年後の暮らしまで想像できていたら」という施主側の判断の話です。満足しているからこそ、いい面も、直せない後悔も、両方フェアにお伝えします。これから建てるあなたが、同じ壁で未来を縛らないように。

「シートラ紹介」で3万円値引きの仕組み

富士住建ショールーム初来店時のアンケート、紹介者欄に「シートラ」と書くだけ

あなた → オプション3万円値引き(事前連絡不要・後追い営業なし・契約不要)

シートラ → 富士住建からポイント還元(ブログ運営支援に)

👉 手順:

① 富士住建公式からショールーム予約

初来店当日のアンケート「紹介者」欄に 「シートラ」 記入

③ 契約進行でオプション3万円値引き適用

※初来店時のアンケートでのみ有効・1回限り。金額・条件は時期により変動。

ふじまる
ふじまる
壁の後悔は、もうわかった。冷蔵庫の未来、縛っちゃダメね。
シートラ
シートラ
壁の後悔は、これで話した。でも——胸を張れる判断も、ちゃんとある。
ふじまる
ふじまる
お、やっと明るい話?どれが一番の"やってよかった"?
シートラ
シートラ
玄関の壁に、穴を開けた。それが、最高だった。
ふじまる
ふじまる
壁に穴!?また壁の話!しかも穴を開けて最高って!?
シートラ
シートラ
……次の話だ。

📖 次回 Vol.53(第5章・後悔防止と未来へのまとめ編)

直せない後悔の話は、ここまで。次回からは、ぐっと明るく——8年住んで「やってよかった」と胸を張れる判断TOPへ。シートラが「玄関の壁に穴を開けた。それが最高だった」と言う、その"壁の穴"とは何なのか。今度は、後悔ではなく自慢の話です。

💡 富士住建を検討中の方へ:初来店時アンケートに「シートラ」と書くだけでオプション3万円値引き(事前連絡不要・1回限り)。家づくりでは、「仕切り壁は10年後の家電サイズ・台数まで想像してから」決めると、8年後の間取りの後悔が変わります。→ 公式サイト
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※本記事は、著者宅(富士住建・埼玉県内)の実体験に基づく主観的な整理です。記載した間取り・家電事情・費用感は著者宅の一例であり、サイズ・搬入経路・電源位置・工事費は物件・時期・地域・各社の見積により異なります。
※「フードストッカーを壁で仕切ったため、冷蔵庫のサイズアップ・冷凍庫の増設ができない」というのは、著者宅の間取りに固有の事情です。同じ仕切りでも、間取り次第で結果は異なります。
※「壁を壊せば直せるが、撤去費+内装の復旧で高額になる」という費用感は、著者の主観・一例です。実際の可否・金額は構造・施工内容・施工会社により大きく変わります。正確な金額は各施工会社の見積でご確認ください。
※本記事で挙げた「後悔」は、家そのものへの不満ではありません。著者は富士住建で建てた家に満足しており(本文中99点)、特定の住宅会社・設備メーカーを「悪い」と断定・批判するものではありません。あくまで「建てる前の施主側の判断」についての振り返りです。
※フードストッカー・キッチンの仕様や標準・オプションの区分は、契約時期・プラン・各社の仕様により異なります。著者宅の一例として読んでください。
※富士住建の「シートラ紹介制度」の詳細・条件は時期により変動します。来店前に富士住建公式サイトまたはショールームにてご確認ください。
※本記事は2026年6月時点の情報です。住宅設備・家電サイズ・工事費用の相場・名称・取り扱いは時期・会社により異なります。詳細はご自身でご確認ください。
※アイキャッチ・補助画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用イメージで、実際の現地写真ではありません。
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