勇者シートラの住宅大冒険
第6章 番外編・お金とローンの8年実録 ‒ Vol.57

屋根が稼いだ8年|350万の太陽光、売電はまだ144万しかない答え合わせ

📅 2026年7月更新 ⏱ 読了約12分 ☀️ 太陽光の「本当に元が取れるの?」が気になる人へ
勇者シートラの住宅大冒険・番外編Vol.57のアイキャッチ。8年前に約350万円で載せた太陽光10.2kWの売電収支を答え合わせするイメージ。片流れ屋根の太陽光パネルの上に貯金箱とコインが積み上がり、8年の売電累計144万円と残りFIT12年の折り返し地点を象徴するイメージ
Vol.57 アイキャッチ:350万円の屋根は8年でいくら稼いだのか。売電収支の答え合わせを描いた説明用イメージ
※この画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用アイキャッチです。実際の検針票や金額の写真ではありません。

前回Vol.56の最後に、私はこう言いました。「ローンは、攻めて勝った。でも、8年で静かに稼いだものが、もう一つある。それは——屋根」と。

今回はその答え合わせです。8年前、私は太陽光10.2kW+蓄電池を一式約350万円で屋根に載せました(総額5600万円の内数)。根拠は「20年で約360万円売れる」という試算。では8年経った今、屋根は実際いくら稼いだのか——売電の累計は約144万円。350万に対して、まだ半分にも届いていません。それでも私は「賭けに勝ちつつある」と考えています。その理由を、最高月2.6万・最低9,000円台・残りFIT12年という数字で、故障や点検の失敗まで含めて全部開示します。

⚠️ はじめに:本記事の金額・発電実績はすべて著者宅の実体験・記憶に基づく一例であり、太陽光発電の導入や投資を推奨・断定するものではありません。発電量・売電額は天候・立地・設備・制度により大きく変わります。また、著者が契約した8年前のFITと2026年度の制度は内容が異なります。最新の制度は経済産業省等の公的情報を必ずご確認ください。

ふじまる
ふじまる
前回の続き。「屋根が稼いだ」って言ったよね。350万の屋根、で、結局いくら稼いだの?数字で言って。
シートラ
シートラ
8年で……売電の累計、約144万円だ。
ふじまる
ふじまる
144万!? 350万払って144万?半分も返ってきてないじゃない。それ、負けてない?
シートラ
シートラ
っ……胃が冷えること言うな!そう見えるのは分かってる。だが、まだ折り返し地点なんだ。
ふじまる
ふじまる
「まだこれから」って、回収できてない人がみんな言うセリフだよ。都合のいい月の数字だけ見せて、悪い月と故障を隠したら信頼ゼロだからね。
シートラ
シートラ
……分かった。約束する。良い月も悪い月も、パワコンの故障も、私の点検サボりも、最後に全部開示する。その上で「勝ちか負けか」を判定してくれ。
ふじまる
ふじまる
いいよ。じゃあまず、8年前の「360万売れる」って試算から。あれ、盛ってなかったの?
シートラ ふじまる

👤 この記事を書いたのは…(番外編・お金とローン編)

🐶 シートラ:富士住建で埼玉県内に家を建築。チワワ3匹・爬虫類・水亀と暮らす入居8年目の施主。8年前、標準の太陽光をあえて外し、自前で10.2kW+Panasonic創蓄連携+蓄電池5.6kWhを一式約350万円で片流れ屋根に最大限搭載(Vol.16)。10kW以上・20年固定・18円/kWhのFITを取得し、いま8年目。この記事では検針票8年分の記憶を頼りに、売電収支を数字で答え合わせする。

🧚 ふじまる:番外編でも容赦しない妖精。今回は「売電自慢の水増し」を見抜く役。「最高月の数字だけ見せてない?」「故障の話、隠してない?」「回収できてないのに勝ちって言うの?」と、太陽光ブログにありがちな“良い数字だけ開示”を許さない。

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📖 この記事の内容(番外編・お金とローン)

  1. 350万円の屋根と「20年で360万」の試算|8年前、その数字を一番疑っていたのは私だ
  2. 8年の答え合わせ|累計144万・最高月2.6万・最低でも9,000円台
  3. 稼ぐ屋根は、黙って止まる|パワコン故障と点検見落としの告白
  4. 残りFIT12年で約216万|「本当の回収ライン」はどこにあるのか
  5. 2026年から載せる人へ|19円+8.3円、私のFITとは別物になった

350万円の屋根と「20年で360万」の試算|8年前、その数字を一番疑っていたのは私だ

ふじまる
ふじまる
そもそも「20年で360万売れる」って誰が出した数字?営業の試算を鵜呑みにしたんじゃないの?
シートラ
シートラ
鵜呑みにはしなかった。むしろ、あの数字を一番疑っていたのは私だ。

時は8年前にさかのぼります。設置の経緯はVol.16で書いた通り——標準の太陽光を外し、自前で10.2kWを片流れ屋根に最大限載せる計画を立てていました。手元にあったのは、「20年間の売電で約360万円」という試算です。

ふじまる
ふじまる
その360万に対して、設備一式はいくらだったの。パネルだけじゃないよね?
シートラ
シートラ
太陽光10.2kW+Panasonic創蓄連携+蓄電池5.6kWhの一式で、約350万円。試算の360万は、それをぎりぎり上回る数字だった。
ふじまる
ふじまる
360万と350万……差はたった10万円!? 20年がかりの賭けの勝ち代が、たった10万?
シートラ
シートラ
だから契約前夜、私はこの試算表を何度も眺めては手が止まった。天気が悪い年が続いたら? 機械が壊れたら? 試算より1割下振れしただけで、あっさり赤字だ。
ふじまる
ふじまる
「10kW以上なら20年固定・18円/kWhで売れる」ってFITの制度があったんでしょ。それでも怖いの?
シートラ
シートラ
固定されているのは単価だけで、量は誰も保証してくれない。発電量そのものは自然まかせなんだ。

📊 8年前に私が握っていた「賭けの条件」(著者宅の一例)

投資額一式 約350万円(太陽光10.2kW+創蓄連携+蓄電池5.6kWh)
売電条件FIT:10kW以上=20年固定・18円/kWh(8年前に取得)
事前試算20年の売電で約360万円(=年平均 約18万円ペース)
補助市の補助が数十万円規模(申請は自分で・富士住建が協力)

※金額・条件は著者宅の8年前の一例です。FITの買取価格・期間・要件は年度により異なります(2026年度の制度はH2-5参照)。

ふじまる
ふじまる
条件を並べるほど分が悪く見えるよ。ほぼトントンの賭けに350万突っ込んで、正気? それでも判を押した理由、当然あるんだよね。
シートラ
シートラ
売電“だけ”ならな。だが実際は、市の補助が数十万入り、発電した電気を自分で使う分の電気代も浮く。売電360万は、勝ち筋の一本目でしかない。
ふじまる
ふじまる
一本目ってことは、二本目があるんだ。
シートラ
シートラ
二本目は、単価が20年動かないというFITの読みやすさだ。ローンのような金利変動リスクがなく、量の上下だけを見ればいい。売電360万はあくまで「表の収入」で、裏に自家消費という控えの選手がいた。
ふじまる
ふじまる
ふうん。じゃあ当時のあなたは、迷いなくハンコを押せたわけ?
シートラ
シートラ
……押した夜は、なかなか寝つけなかった。この賭けの答えが出るのは、何年も先だからな。

8年の答え合わせ|累計144万・最高月2.6万・最低でも9,000円台

ふじまる
ふじまる
じゃあ実績、見せて。言っとくけど、最高の月だけ出してきたら水増し認定するからね。
シートラ
シートラ
望むところだ。一番良い月、一番悪い月、平均。三点セットで出す。

入居して最初の春、初めての売電入金の通知を見たときのことは、今でも覚えています。金額そのものより、「家が金を稼いだ」という事実に、変な笑いがこみ上げました。それから8年。月々の入金を積み上げた結果が、これです。

📊 8年の売電実績・三点セット(著者宅の実額・記憶ベース)

売電の累計(8年)約144万円
年間ペース約18万円/年(事前試算の年平均とほぼ一致)
最高の月26,000円(発電が伸びる季節)
最低の月でも9,000円台を切ったことがない
月あたりの目安おおむね月0.9万〜2.6万円のレンジ+平均で月1.5万円前後

※著者宅(埼玉県内・南向き片流れ・10.2kW)の実額の整理で、検針票の記憶に基づく概数です。発電量・売電額は天候・季節・地域・設備で大きく変動します。

ふじまる
ふじまる
最高2.6万は分かった。でも自慢したいのはそっちでしょ? 私が見たいのは下のライン。一番ひどい月、いくらまで落ちたの。
シートラ
シートラ
そこが胸を張れるところだ。8年間、天候の悪い月も冬の日照が短い月も、月9,000円台を一度も割っていない。売電は「当たれば大きい宝くじ」ではなく、上下しながらも底が堅い、じわじわ型の収入だった。
ふじまる
ふじまる
で、年平均に均すと?
シートラ
シートラ
約18万円——8年前の試算(20年360万=年平均18万)と、気味が悪いほどぴったり一致している。試算表を疑って寝つけなかった8年前の私に教えてやりたいよ。「その数字、盛られてないぞ」と。
太陽光10.2kWの8年間の売電収入イメージグラフ。月0.9万円から2.6万円のレンジで季節により上下しながら、累計約144万円まで積み上がっていく様子を示す説明用イメージ。最低ラインの月9,000円台を8年間一度も割っていないことを示す
Vol.57 補助画像:月0.9万〜2.6万のレンジで上下しながら、8年で累計約144万円まで積み上がった売電収入のイメージ(著者宅の記憶に基づく概数)
※この画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用イメージです。実際の検針データのグラフではなく、著者の記憶に基づく概数を図式化したものです。
ふじまる
ふじまる
試算とぴったり一致……逆に怪しいくらいだね。でもさ、8年間ずーっと順調だったの?機械って、そんなに壊れないもの?
シートラ
シートラ
先に言っておくが「ぴったり」は概数だ。検針票の記憶ベースの丸めた数字——だから免責にもそう書いた。盛る気なら、もっと景気のいい数字にしている。
シートラ
シートラ
……痛いところを突くな。順調じゃなかった。次の章は、あまり話したくない話だ。

稼ぐ屋根は、黙って止まる|パワコン故障と点検見落としの告白

ふじまる
ふじまる
話したくない話こそ、読者が一番知りたい話だよ。はい、白状して。
シートラ
シートラ
二つある。一つはパワコンの故障。もう一つは……私の点検サボりだ。
ふじまる
ふじまる
パワコンって何。「心臓部」とか言われても、こっちには分からないんだけど。
シートラ
シートラ
パワーコンディショナ——パネルが作った電気を、家庭で使える電気に変換する装置だ。ここが止まると、屋根の上のパネルが何枚あろうと、売電はゼロになる。うちは8年の間にこの故障を経験した(Vol.6でも触れた話だ)。
ふじまる
ふじまる
売電ゼロ!? 気づいたとき、どうなったの。
シートラ
シートラ
血の気が引いた。太陽光は「載せたら終わり」の置物ではなく、心臓部が壊れうる機械——その当たり前を、身をもって知ったよ。
ふじまる
ふじまる
止まってた期間と修理代は? まさか、そこだけ伏せる気じゃないよね。
シートラ
シートラ
伏せない。停止していた期間と修理費の実額は、検針票と記録を突き合わせてVol.60「8年メンテ実費まとめ」で精算する。
ふじまる
ふじまる
じゃあ二つ目。あなたの「点検サボり」。何をサボったの。
シートラ
シートラ
こっちは、もっと格好悪い話だ。Vol.50で告白した通り、太陽光の点検に見落としがあった。「動いてるから大丈夫だろう」と、確認を怠っていた時期があったんだ。
ふじまる
ふじまる
毎月お金が振り込まれてるんだから、おかしければ普通は気づくでしょ。
シートラ
シートラ
それが逆でな。毎月自動で振り込まれるからこそ、不具合があっても気づきにくい。検針票の数字が「なんとなく低い」ことに、鈍感になっていく。

稼ぐ屋根は、壊れるときも黙って止まります。悲鳴を上げてくれません。……我ながら、350万の設備に対する態度ではありませんでした。

⚠️ 8年でぶつかった「売電試算に載っていない」現実(著者宅の実例)

ふじまる
ふじまる
それ、ただ点検をサボってただけじゃない?「屋根が稼いだ」って言うけど、稼いでたのは屋根で、あなたは寝てただけでは?
シートラ
シートラ
ぐ、ぐうの音も出ない……! その通りだ。だから今は、月に一度、発電モニタと検針票を突き合わせている。屋根に働かせるなら、雇い主も働かないとな。

💡 これから載せる人へ:売電は「ほったらかし収入」ではない

私の8年の教訓はシンプルです。月に一度、発電量と売電額を確認する習慣だけで、故障や発電低下の発見は早くなります。パワコンには寿命・保証期間があるので、保証内容と点検の頻度は契約前に確認を。売電収入の試算を見るときは、「機器の交換・点検の費用が試算に入っているか」を必ず質問してください。

残りFIT12年で約216万|「本当の回収ライン」はどこにあるのか

ふじまる
ふじまる
で、判定の時間だよ。144万しか回収できてない現時点で「勝ちつつある」って言った根拠、数字で出して。
シートラ
シートラ
いいだろう。割り算と足し算だけで示す。ポイントは「私のFITは、まだ12年残っている」ことだ。

私のFITは20年固定。8年消化して、残りは約12年です。8年間の実績が年約18万円ペースで、このペースが続くと仮定すると——

🧮 350万円は回収できるのか(著者のケースの単純計算)

①実績:8年で約144万円(年約18万ペース)

②見込み:残り12年 × 約18万円 ≒ 約216万円

③合計:144万 + 216万 ≒ 約360万円 > 投資350万円

売電“だけ”で見ても、20年で約360万円——8年前の試算通り、350万円をわずかに上回って着地する軌道に乗っています。単純計算では、投資350万円を売電の累計が追い越すのは19年目あたり(350万 ÷ 年18万 ≒ 約19.4年)。ぎりぎりの、しかし着実な勝ち筋です。

※著者宅の実績ペースが今後も続くと仮定した単純計算です。天候・機器の劣化や故障・交換費用によって結果は変わります。将来を保証するものではありません。

ふじまる
ふじまる
19年目って、20年FITの終了ぎりぎりじゃない。1年天気が崩れたら負ける計算だよ。それで「勝ちつつある」は言い過ぎでしょ。
シートラ
シートラ
売電“だけ”ならな。だがここに「裏の勝ち筋」が乗る。第一に、市の補助金(数十万円規模)。実質の持ち出しは350万円より軽く、その分だけ回収ラインは手前に来る。
ふじまる
ふじまる
第二は?
シートラ
シートラ
自家消費だ。発電した電気を蓄電池に貯めて家で使った分は、売電収入には表れない。だが「買わずに済んだ電気代」として毎月家計を助けている。うちはオール電化だから、この効果は小さくない——金額の詳細は、実は次回Vol.58の主役だ。

売電360万は表の帳簿。裏の帳簿まで合わせれば、実質の回収ラインは「19年目」よりも手前にある——これが、144万しか回収できていない今でも「勝ちつつある」と言える理由です。

📌 「回収ライン」を見るときの3階建て(著者の整理)

ふじまる
ふじまる
……判定するよ。「現時点では未回収。ただし軌道は試算通り」。つまり、勝ち“つつある”は水増しじゃないと認める。
シートラ
シートラ
ありがたい判定だ。震える手でハンコを押したあの夜の私に、「その賭け、乗っていいぞ」と言ってやれるのだ。

2026年から載せる人へ|19円+8.3円、私のFITとは別物になった

ふじまる
ふじまる
最後に確認。この記事を読んで「私も18円で20年売るぞ」って思った人、その通りにできるの?
シートラ
シートラ
できない。そこは、はっきり言っておかないと不誠実だ。制度が、変わった。
ふじまる
ふじまる
変わったって、どう変わったの。数字で。
シートラ
シートラ
私の「18円×20年固定」は8年前に取得したFITの条件で、今はもう選べない。経済産業省の公表によると、2026年度の10kW以上(屋根設置)のFITは、1〜5年目が19円/kWh、6〜20年目が8.3円/kWhという二段階の「初期投資支援スキーム」に変わっている。
ふじまる
ふじまる
6年目から8.3円!? 18円の半分以下じゃない。それ、制度として改悪なの?
シートラ
シートラ
単純な改悪ではなく、設計思想の転換だ。最初の5年に買取を厚く配分して、初期費用の回収を早める設計になっている——要件の違いは下の表にまとめた。つまり——私と同じ賭け方は、もうできない

📊 著者のFIT(8年前) vs 2026年度FIT(10kW以上・屋根設置)

項目著者(8年前取得)2026年度の新規
買取単価18円/kWh・20年一律19円/kWh(1〜5年目)+8.3円/kWh(6〜20年目)
設計思想20年ならして回収最初の5年に厚く配分(初期投資支援スキーム)
主な要件10kW以上50kW未満は原則、自家消費等の地域活用要件あり
戦い方売電で長く稼ぐ型序盤の売電+自家消費で早く回収する型

※2026年度の価格・要件は経済産業省資源エネルギー庁の公表情報に基づきます(下記出典)。区分・年度・条件により異なるため、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。

著者が8年前に取得したFIT(18円/kWhが20年間一律)と、2026年度の新FIT(1〜5年目が19円/kWh、6〜20年目が8.3円/kWhの二段階)の違いを並べて示す説明用イメージ。旧制度は20年ならして回収する設計、新制度は最初の5年に買取を厚く配分して初期投資の回収を早める設計であることを図式化
Vol.57 補助画像:著者の「18円×20年一律」と2026年度の「19円+8.3円の二段階」。同じFITでも設計思想が別物になったことを整理した説明用イメージ
※この画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用イメージです。実際の制度資料ではありません。価格・要件の最新情報は経済産業省の公式ページをご確認ください。

📚 出典(2026年度FIT買取価格・制度)

ふじまる
ふじまる
じゃあ結論を聞くよ。今から載せるのは、損なの?
シートラ
シートラ
私はそうは思わない。単価の形は変わったが、「自家消費で電気代を減らす」という3階部分の価値は、電気代が上がるほどむしろ大きくなっているからだ。
ふじまる
ふじまる
でも、あなたの「約19年で回収」の計算を真似すればいい、って話でもないよね?
シートラ
シートラ
そこが肝心だ。単価の設計が変わった以上、私の「20年ならして回収」の計算をそのまま流用するのは危険。今の制度・今の機器価格・自分の屋根で、複数社の見積もりと発電試算を突き合わせる——8年前の私が試算表を疑い倒したのと同じことを、今の条件でやってほしい。
☀️ 太陽光の一括見積りで「わが家の回収年数」を試算する【エコあっぷ】

私の「約19年で回収」は、8年前の単価・埼玉の日照・10.2kWという条件での話です。2026年の二段階FITでは、回収の設計図そのものが変わります。だからこそ、1社の試算を鵜呑みにせず、複数社の見積もりで「自分の屋根の回収年数」を比べてください。エコあっぷなら太陽光の一括見積りで、容量・価格・試算をまとめて比較できます。※本記事は特定サービスの利用や太陽光の導入を推奨するものではありません。

🔋 自家消費で回収を早めるなら蓄電池も比較【タイナビ蓄電池】

2026年度の新FITは6年目から単価が8.3円に下がるため、「安く売る」より「自分で使う」比重が上がります。うちが8年やってきた創蓄連携(太陽光+蓄電池5.6kWh)の「3階部分=買わずに済む電気代」は、新制度ではむしろ主役です。蓄電池は容量・メーカーで価格差が大きいので、こちらも複数見積もりの比較が先決です。※本記事は特定サービスの利用や蓄電池の導入を推奨するものではありません。

☀️ 太陽光の一括見積もりをもう1社軸で比較【エコ×エネの相談窓口】

見積もり比較は「同じ窓口で複数社」だけでなく、窓口そのものを2つ使うと価格の相場観がさらに立体的になります。うちの反省は「比較の母数が少ないまま決めた」こと。無料でできる比較は、やっておいて損がありません。※本記事は特定サービスの利用や太陽光の導入を推奨するものではありません。

📝 Vol.57 答え合わせ|350万の屋根は、8年でこうなった

⚠️ 太陽光発電のお金に関する大切な注意(必ずお読みください)

本記事は、著者個人の実体験と出典に基づく一般情報であり、太陽光発電・蓄電池の導入や、特定の商品・サービスを推奨するものではありません

記事中の金額(設備一式約350万円・売電累計約144万円・最高月2.6万円・年約18万円ペース等)は、いずれも著者宅の実体験・記憶に基づく一例です。発電量・売電額は天候・季節・地域・屋根条件・設備により大きく異なります。

「約19年で回収」等の計算は、著者の実績ペースが続くと仮定した単純計算であり、将来の成果を保証するものではありません。機器の故障・交換費用等により結果は変わります。

FITの買取価格・期間・要件は年度・区分により異なります。2026年度の制度は経済産業省資源エネルギー庁の公式情報を必ずご確認のうえ、導入の判断は複数の事業者の見積もり・試算を比較し、必要に応じて専門家にご相談ください

ここまで読んでくださってありがとうございました。売電の勝ちも、故障とサボりの格好悪さも、数字ごと正直に書きました。10.2kWを載せる無茶な計画に付き合い、依頼外の補助金申請まで助けてくれたのは、一緒に家をつくってくれた富士住建でした。これから建てるあなたの選択肢の一つになればと思い、最後に紹介させてください。

「シートラ紹介」で3万円値引きの仕組み

富士住建ショールーム初来店時のアンケート、紹介者欄に「シートラ」と書くだけ

あなた → オプション3万円値引き(事前連絡不要・後追い営業なし・契約不要)

シートラ → 富士住建からポイント還元(ブログ運営支援に)

👉 手順:

① 富士住建公式からショールーム予約

初来店当日のアンケート「紹介者」欄に 「シートラ」 記入

③ 契約進行でオプション3万円値引き適用

※初来店時のアンケートでのみ有効・1回限り。金額・条件は時期により変動。

ふじまる
ふじまる
判定は「勝ちつつある」で確定。……あれ? でもさっき「自家消費の詳細は次回」って逃げたよね。
シートラ
シートラ
逃げてない。話が大きすぎるだけだ。うちはオール電化——つまり、ガス代ゼロで、電気に全部を賭けた家だ。
ふじまる
ふじまる
待って。屋根が月1.5万稼いでた裏で、毎月の電気代はいくら払ってたの?電気代って、この8年でかなり上がったよね?
シートラ
シートラ
そこが本当の勝負どころだ。売電は「収入」。だが家計の主戦場は、毎月出ていく「電気代」の方にある。
ふじまる
ふじまる
床暖房も食洗機も浴室乾燥も全部電気の家でしょ!? その電気代、早く見せて!
シートラ
シートラ
……次回、8年分の検針票と向き合う。覚悟して待っていてくれ。

🎁 次回予告 ‒ 番外編・お金とローンの8年実録 Vol.58

屋根は月1.5万円前後を稼いでいた。では、その裏で毎月払っていた電気代は? 値上げの8年を、オール電化+太陽光+蓄電池の家はどう戦ったのか。次回は「オール電化の光熱費8年」——買った電気・売った電気・自分で使った電気、家計の主戦場を実額で開示します。

💡 富士住建を検討中の方へ:初来店時アンケートに「シートラ」と書くだけでオプション3万円値引き(事前連絡不要・1回限り)。Vol.57の結論は、「太陽光の答え合わせは20年がかり。8年時点では未回収でも、軌道は試算通りだった」。10.2kWの無茶な計画に付き合ってくれたのが富士住建でした。→ 公式サイト
← Vol.56 前の冒険 📖 シリーズ目次へ 次の冒険(近日公開)
※本記事にはA8.net・Amazonアソシエイト等のアフィリエイトリンクが含まれています。
※本記事は、著者個人(富士住建・埼玉県内の施主)の実体験と、出典に基づく一般情報であり、太陽光発電・蓄電池の導入や特定の商品・サービス・事業者を推奨・断定するものではありません。
※「設備一式約350万円(太陽光10.2kW+Panasonic創蓄連携+蓄電池5.6kWh)」「FIT 18円/kWh・20年固定(8年前取得・残り約12年)」「8年の売電累計約144万円・年約18万円ペース」「最高月26,000円・最低でも月9,000円台を切ったことがない」「市の補助金 数十万円規模」は、いずれも著者宅の実体験・記憶に基づく一例です。発電量・売電額は天候・季節・地域・屋根条件・設備により大きく異なります。
※「残り12年×約18万円≒約216万円」「350万円÷年18万円≒約19.4年で回収」等は、著者の実績ペースが続くと仮定した単純計算であり、将来の発電量・売電額・回収を保証するものではありません。機器の故障・交換・点検等の費用により結果は変わります。
※2026年度のFIT買取価格(10kW以上・屋根設置:1〜5年目19円/kWh・6〜20年目8.3円/kWh)および地域活用要件については、出典:経済産業省 資源エネルギー庁「なっとく!再生可能エネルギー」買取価格ページ(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/fit_kakaku.html)。制度・価格・要件は年度・区分により異なるため、最新情報は必ず公式ページでご確認ください。
※太陽光発電・蓄電池の導入判断は、複数の事業者の見積もり・発電試算を比較のうえ、必要に応じて専門家にご相談ください。屋根への設置は重量・耐荷重・構造の検討が必要です。
※富士住建の「シートラ紹介制度」の詳細・条件は時期により変動します。来店前に富士住建公式サイトまたはショールームにてご確認ください。
※本記事は2026年7月時点の情報です。制度・サービス内容・各社の取り扱いは時期・会社により異なります。詳細はご自身でご確認ください。
※アイキャッチ・補助画像は記事内容をわかりやすく伝えるための説明用イメージで、実際の検針票・制度資料・現地写真ではありません。
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